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2006年9月20日水曜日

台風

台風13号は風台風の様相を呈していて、近隣一体での農作物の被害が甚大のようです。
これは潮風に晒され、且つ雨がほとんど降らなかった為に作物の塩分濃度が高い為です。
この台風による、うちの本家は被害はなかったものの、小屋の天井が飛んだりアンテナがぶっ壊れたりしました。

しかし久しぶりに2日間ほど電気のない生活を強いられましたよw水、ガスは大丈夫だったけど。
こういう状態になると一気に時の流れが遅くなる。
いろいろと食事やらなんやら準備の為に活動しなければならないのも、その原因の一部でしょう。
今までTV,ネットしてたのに停電の時はラジオぐらいしか情報収集手段がないわけで、夜は途端に暇になります。
こういう時にランプなどがあればよいのだけど、とか考えるんだよねw
防災グッズに加えては如何でしょうかね。

しかたないので、懐中電灯で本を読みました。
晴耕雨読という言葉や積雪に反射する月の光で本を読んだという昔の人間の故事を思い出しましたよw

その中でかなり昔に友人から借りて、読まずじまいだった、SF小説のアドバードを読みました。
こういうSFモノは初めてだったけど、なかなか面白かった。
色んな表現方法があるものだと感心しましたけど、最後らへんはちょっとトーンダウンしたかな?
家で本を読む時は国語辞典、漢語辞典など傍らにあると良い感じ。
特に漢語辞典は面白いですよ。

2006年9月15日金曜日

当たり前っちゅうか…まぁ当たり前

ブログ、そしてSocial Network Service の隆盛で情報発信が容易になりました。
多くの人が日記、文章等を発信し、そしてそれを読みます。
今となっては当たり前のことです。
最近は僕が「言葉ってなんだろうなぁ状態」という事で、
漢字、小説、歴史など調べたり、読んだりしてるんですけど、その中でハッとするものを見つけたりします。

朱子学の祖、朱熹が書を読む時に必要な3つのこととして、三到を残してます。
        眼到 口到 心到
到は専一の意(一つの事に心を集中すること)です。
眼を文字から離さず、声に出し、心を集中させる。
僕自身あまり読書は不得手な部分があって、文章をすぐに読み込めない時があります。(ゲームしながらTVつけて読んだり、犬の散歩しながら読んでたりしてるのがいけないんだけどw)
でもこういうのを知ると、これから読書するのが楽しくなりそうです。

次に顔之推が顔氏家訓(文章)の中で三易を残してます。
(普通、三易というと夏、殷、周時代の易(占い)の連山、帰蔵、周易を指すのですが、また違うやつです。)
文章を作る上での3つの法
  書いてある事を見やすく、文字を知りやすく、読みやすくする事。
顔之推が子孫を戒めて残したものです。

この二つ、朱子、顔氏の残したものは当たり前っちゅうのは当たり前なんだけど、
現在の情報発信において、重要なのではないかと思います。

こういうの書くとヒゲさんから「このくされ儒者めっ」って言われそうだけどねw