google 検索

2006年10月5日木曜日

ラブクラフト全集1より

ラブクラフト全集1よりインスマウスの影を読みました。

こういう怪奇小説は初めてだったけど、なかなかいいものっすねー。
特にザドック老人がいいキャラクターで面白かったなw
でもさまざまな街の部分が上手くイメージできなかった。
再び読むとまた理解は深まるだろう。
なにより知らなかった語彙をまた調べるのが楽しいのよね。
人身御供とか人事不省とか知らなかったぞいw

読んでる途中に、さらっと描いたインスマウスのイメージ---

姉は「ラブクラフト気持ち悪い」と言ってたけど、なんか僕の絵も気持ち悪い感じになってて、また面白いw
全て読み終えた時には、また違うイメージを抱くだろう。
それもまた楽しみということで。

読書に関する故事で孟子が
「読書尚友」
という言葉を残してる。書物を読んで昔の賢人を友とすることなんだけど、いい言葉っす。

他に
魏志、董遇伝より
「読書百遍義自ずからあらわる」
意味わからんとこも百回も読めば自然にわかる

晋、陶潜、五柳先生伝より
「読書甚解を求めず」
解らないとこはしばらくほったらかして、無理にわからんでもいい
といった言葉も読書の際の手助けとなるでしょう。

4 件のコメント:

  1. お、読み終わったか。
    ラブクラフトの作品読むと「世にも奇妙な物語」とか「トワイライトゾーン」を思い出す。ああ、この手の話の原型なんだろうなと思う。
    「未知」ってものに対する恐怖を描く上ではラブクラフトは当代随一だよな。
    是非2巻も読んでくれ。ラブクラフトを理解する上では2巻が重要だ。

    返信削除
  2. その昔、中学のころに出会った相当変ったホラー?小説。クトゥルフ神話。ラヴ・クラフトの世界を想像するのは結構大変だったが、中学生の自分には結構面白いことだったと思い出す。
    そのころ部活のない日とかにテーブルトーク(D&Dの原点みたいにだれかがゲームマスターとなってストーリーを作成、残りのプレイヤーがそのストーリーの中でロールプレイするってやつだね)をやってて、その中にクトゥルフ神話のやつをやってた時期がある。
    以下におどろおどろした世界の中で、生き死にを体験させるか。スリルを体験させるか。ということを考えながら交代でストーリーつくってプレイしてたナー。
    で思ったのが、横溝正史(漢字間違ってる希ガス・・・)の小説。これ、雰囲気がなんか似てるんだよなー。クトゥルフ神話と。ってことで、おれは横溝小説から結構ネタもらってストーリー作ってましたw
    八つ坂村の祟りあたりが有名だけど、他にも面白いのがいっぱいあるから暇があったら読んでみて!!!

    返信削除
  3. じんぺーさん、「クトゥルフの呼び声」やってたのか、うはははw
    世代がわかるぜw

    返信削除
  4. ヒゲゥトゥルフさん>
    全集1では
    インスマウスの影、壁の中の鼠、死体安置所にて、闇に囁くもの
    が収録されてるんだけど、この中で出てくる地名等はほとんどがラブクラフトの創造なのを知って吃驚したっす。
    姉は「気持ち悪い」と印象を受けたようだけど、僕は「不思議な世界だ」というのが正直な感想です。
    ジンペニャルラトホテプさん>
    クトゥルフ神話って古代の、いわば多くの紀元前に成立したのようなモノ達だと思ってたらラブクラフトの作品を元とした世界だったねw知らなかったわ。
    横溝正史か、ミステリー作家かな?そういうのはほとんど読んだ事がないな。
    これから読もうとしてるのが片付いたら横溝を読んでみよう。
    しかし二人ともよく知ってるなぁwいつもだけど感心するわw

    返信削除